Azure Solutions Architect Expertとは
Azure Solutions Architect Expert は、Azureの資格の中でも、ソリューションアーキテクト向けの資格です。
2021年7月時点では、AZ 303(Technologies)とAZ 304(Design)に分かれており、2つ合格すると認定される仕組みとなっています。
ネットワークやストレージなどの広い分野の知識が出題され、上級資格とされていますが、
個人的にはあまりAzureに触れたことがないため、分野ごとに細かい知識が求められるアソシエイトの試験よりこちらの試験のほうが解きやすいと思えました。
受けた時点持っていたAzureの資格は、AZ-900という初級向けの資格のみで、アソシエイトは受けずに、この2つの資格を受けたという、通常よりもちょっと変わったルートかもしれません。
勉強方法
① Azureに触れてみる
Azureってどうなのだろうというレベルから始まっているため、アカウントを作って、お試しで動かしたりしてみました。
この資格ではあまり細かい操作方法は要求されないので、あまり試験勉強とは直結していませんが、触れる環境はあったほうが理解が進むかと思います。
② Udemyで受講
資格に合格するという目的では、Udemyが一番役に立ちました。
私が探したときは英語しかなかったので、以下のコースを受講。
AZ-303 Azure Architect Technologies Certification 2021
AZ-304 Microsoft Azure Architect Design Certification 2021
このコースは、英語はネイティブではないので、結構分かりづらいです。字幕表示も出ますが、字幕も間違っている時があります。
試験勉強目的であれば、これらのコースの動画説明を飛ばして、模擬試験を受けるのが一番最短コースかなと個人的には思います。
本番は日本語で受けたため、選択肢の単語が見覚えがない時は英語表示に切り替えて確認したりしていました。
私は知識がなかったので、講義もあるタイプを選びましたが、模試だけのものなどもあるので、自分にあったコースを探してみてください。
英語に抵抗のない方には、Udemyで試験対策の模擬試験を受けるのが、一番オススメの学習法です。
③ Microsoftのラーニングパスをみる
Microsoftの資格のページに、ラーニングパスという形で、それぞれのトピックの説明と簡単な演習問題が出ていたりします。
最初はこのラーニングパスを1つずつやっていたのですが、このトピックは色々な資格で共通に使われているので、この資格向けというわけではないので、全体的にみるとあまり効率は良くないかなという気はします。
苦手な分野や理解が進まない分野でのぞいてみるのはいいかもしれません。これだけで試験に合格するのは難しい気がします。
受験の感想
私は最初に、AZ304の方を受験して一回落ちて、次の週にAZ304とAZ303を受けて、結構ギリギリなところで受かりました。
試験勉強自体は大体3週間ほどですが、最初にAzureに触れてから一年くらいは経過して、たまにサービスの機能等を仕事で触れることがあるという感じでした。
資格試験に特化した勉強方法なので、正直知識は追いついておらず、詳しいかと言われると微妙だなと感じているところで、今後もっと学ばないとと思っています。
ちなみにテストセンターと、オンラインの両方で受験しました。
トラブルが起きた時のためにテストセンターで最初は受けたのですが、オンラインのほうが日程の調整が効くのと、移動の時間もないので、回線環境が良ければオンラインのほうが受講しやすいなと思いました。